QスイッチYAGレーザーとは?
QスイッチYAGレーザーは、正常な皮膚組織にダメージを与えず、ピンポイントの深さのあるしみなどの標的となる異常な色素細胞のみを選択し、除去できるレーザーです。当院のスターウォーカー(Fotona社製:薬事承認機)は、非常に高いピークパワーを安定して照射でき、理想的なビームプロファイルにより高効率で患者様への負担が少ない、しみや太田母斑、色素性母斑、扁平母斑などのあざ治療が可能な最新医療機器です。レーザー照射後は一時的にかさぶたができ、その後、新しい皮膚が再生することでしみやあざの色が消えていきます。しみやあざの大きさによりますが、数日は夜、寝る際に軟膏やテープが必要で日中は薬剤入りのコンシーラーでカバーしますので、周りに気づかれずに治療することが可能です。
- 治療時間
- 約10分(1ヶ所につき)
- 治療目安
- 平均1回〜3回
- デメリット・
リスク - かさぶた、ヒリヒリ感、炎症性色素沈着、赤みなど。
※効果やダウンタイムなどには個人差があります。
ピンポイントのしみ・あざ
スターウォーカー(Star Walker®)について
厚生労働省の承認を受けた、YAGレーザーの製造に定評のあるヨーロッパ老舗レーザーメーカー「Fotona」社製の最新医療機器です。 1064nmとその半波長532nmの2波長を搭載し、症状に応じて使い分けることにより、幅広く対応が可能です。
1064nmは、メラニン色素に穏やかに吸収され、高い深達度が得られます。 表皮の色素脱失を起こすことなく、太田母斑、異所性/持続性蒙古斑、外傷性刺青等の深在性色素疾患を治療することができます。
532nmは、メラニン色素への吸収が非常に高く、浅いターゲットに対して効率よく作用します。 扁平母斑、雀卵斑、老人性色素斑等の表在性色素疾患の治療に有効です。
近年では、『レーザートーニング』と呼ばれる1064nmを用いた低出力照射により、 しみの元となるメラニンを少しずつ減らし、肝斑等の色素斑を徐々に改善する治療法が高く評価されています。 ダウンタイムや痛みがほとんどないのが特長です。
肝斑、老人性色素斑、脂漏性角化症、雀卵斑(ソバカス)、太田母斑、扇平母斑、カフェオレ斑、単純ほくろ、ADM(真皮メラノサイトーシス-両側性遅発性太田母斑様色素斑)、異所性/持続性蒙古斑、タトゥー・刺青除去、アートメイク除去、外傷性刺青除去
あなたのシミはどのタイプ?
ひと言で『しみ』と言っても、しみには『肝斑』や『老人性色素斑』などいくつか種類があります。まずは、あなたのしみがどのタイプかチェックしてみましょう。また、シミの種類によって治療法は異なります。気になるシミがあれば一度クリニックで診断してもらいましょう。
チェックリスト
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1 気になるシミは1cm以上の大きさ?
- YES→2へ
- NO→3へ
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2 左右対称にある?
- YES→4へ
- NO→5へ
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3 たくさんある?
- YES→6へ
- NO→Dへ
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4 まぶた・目周辺にはないが、目の下、頬のあたりにベったりとある?
- YES→Aへ
- NO→Bへ
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5 散らばっている?
- YES→Cへ
- NO→Dへ
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6 子供の頃からある?
- YES→Eへ
- NO→Dへ
診断結果
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A 肝斑
→ 主に30〜40代にできる左右対称の薄茶色のシミ。 -
B 両側性遅発性太田母斑様色素斑
→ 目の回りにできてくる、淡青褐色のアザ。 -
C 複数のシミの混合
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D 老人性色素斑
→ 頬やこめかみによくでき、境界のはっきりとした薄茶色のシミ。 -
E 雀卵斑
→ そばかすです。幼児より思春期に好発する細かな茶色のシミ。
施術例の写真
- 施術期間
- 3ヶ月後
- 費用
- 直径2.0㎝ ¥55,000(税込)
- 施術後
- 治療後、しみの部分がかさぶたになります。 1週間程度ではがれていき、しみが薄くなります。
- デメリット・
リスク - かさぶた、炎症性色素沈着、赤みなど。
※効果やダウンタイムなどには個人差があります。
料金について
治療料金
- 直径3mm
- ¥11,000
- 直径1cm程度
- ¥33,000
- 直径2cm程度
- ¥55,000
※ 価格は全て税込で表記しています。
※ 大きさ(面積)により料金が異なります。
※ 診察の際、医師がスケールを使用して正確な直径を測定いたします。
※ 再照射は3ヶ月期間をあけなくてはできません。
※ 1年間のみ再照射は料金無料です。〈但し、再診療¥1,100(税込)かかります〉